小幡敏の日記

評論を書いております。ご連絡はobata.tr6★gmail.comまで。(☆を@に))

自衛隊のことは好きだよ

自衛隊のことが嫌いかと言われることがあるので明言しておくが、私は今でも自衛隊が好きである。

 

辞めてからというもの、いつだって自衛隊に帰りたかった。

 

腹に据えかねることあって辞めた自衛隊だが、私は自衛隊自衛官も今でも心より愛しているし、出来ることならまた一緒になりたいとすら思っている。

 

私にとって自衛隊自衛官とは日本国民よりも遥かに大事な存在なのだから当然ではないか。自衛官が嫌いなんてことは断じてないと明言しておきたい。

【開催告知】5月21日(土)「表現者クライテリオン」創刊4周年記念シンポジウムin新宿 | 表現者クライテリオン


【開催告知】5月21日(土)「表現者クライテリオン」創刊4周年記念シンポジウムin新宿 | 表現者クライテリオン

 

来月新宿でシンポジウムに登壇します。昨年講演はやりましたが、シンポジウムは初めてです。沖縄シンポジウムの時は聴衆に混じってたのが、壇上にあげられるとは妙なことになりましたが、御関心ある方は会場にお越しください。

 

僕は普通に話すと大体放送コードにひっかかるのであまり人前で話したくないのですが、呼ばれれば行きます。失言があっても大目にみてください。

 

シンポジウムの後には懇親会もあるようです。僕は酒を飲むと眠くなるもんで付き合いが悪い方ですが、二次会にはさすがに残ります。

 

どうぞよろしく。

酔っ払いに万歳

https://images.app.goo.gl/x69SAjpciutmvh5aA

 

ホーム転落の二人に一人が酔っ払いとのことですが、ええ、そんなもんですか。

 

いや、酔っ払いの千鳥足も捨てたもんじゃありませんね。酔っ払いにあっぱれ、拍手を送りましょう。一升瓶を抱えて線路に落っこちた小林秀雄は酒飲みとしては劣等生だったわけです。いや、優等生かもしれませんが。

 

そして、残りの半分にあたる素面で落っこちた諸君、どういう事情があったのか知りませんが、もうちょっと気をつけましょう。携帯なんてみながらホームを歩いちゃいけませんよ。

 

そういうとんちきがいるせいで、駅員は馬鹿みたく注意喚起を繰り返し、幼稚園児のように乗客を扱わねばならぬばかりか、これまた幼児の転落防止柵宜しく、そこらじゅうにホームドアをこさえねばならないのですから。

これのどこが祝辞なんだ、東大入学式

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/df7f783e908c159bcbaf4c5ec8282d90c32709e5&preview=auto

 

どうでもよろしいことで。東大入学式の祝辞なんぞに興味のある者などいったいどこにいるのか。そらあの総長がソクラテスと豚がどうのといったことなど多少は知られてるのかも知らんが。そう、当の本人が痩せた豚になったというあの話です。

 

いずれにせよ、入学式の祝辞は東大の新入生に向けられたもので、たいしたものでもないからそこに居たものだけが聞き流していればよろしい。東大の祝辞なんか馬鹿が垂れるものと相場が決まっているのです。

 

そして、入学式なんぞにめかし込んで出席している慌てん坊の新入生など、東大に受かったといって呑気にはしゃいでいる阿呆なんだから、そんな阿呆が何を聞こうが、何を思おうが、構わぬことです。それこそ彼らはエリートに必要な大事な感性が欠けているのですから、ロシアとか管主様とか、そういう御大層な話をしたって馬の耳ですよ。東大の入学式に出た時点で、その東大生は東大生たる資格ないし資質を失うのですよ。

 

しかし、管主さんも管主さんです。こんなところにのこのこ出て行って祝辞なんぞに引っぱりだすような間抜けな女監督となど付き合わなければよろしいのに。

下らんことを言うようですが、これは祝辞ですか。僕には祝いの言葉とはとても思えませんね。そら馬鹿な新入生に小言のひとつもいいたくなる気持ちはわかりますが、そんなやつは祝辞なんかはなから言えんのだから引き受けなければいい。

 

僕はもちろん引き受けませんね。お呼びじゃないって、そらそうだ。呼ばれてから考えればいいことでした。

二年ぶりの沖縄

沖縄に来ました。

たったの二年とはいえ、全てのものが懐かしく見えます。

度々訪れていた焼き物屋のばあさんとも昔話をしました。ばあさんにとっての数年など、昨日のようなものだろうに。

 

沖縄については色々言われますが、僕はこの島の人たち、特に年寄りが好きだし、何年か後にはまた来ようと思います。

 

沖縄の人たちは大変でしょうが、観光客のほとんどいない沖縄は、とてもいい島でした。

 


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表現者クライテリオン5月号

表現者クライテリオン5月号が明日発売になりますが、今回は私も特集に寄稿しました。

 

時流に敏ならざること、ということで、日本人の柔軟性(軽薄さ)がそのまま無気力の原因を構成している事情について書いておきました。

 

ご興味ある方お読みください。

 

それと、先月末に出版した『愛国としての反日』ですが、お陰様で思ったよりかは売れているようです。ただ、大体一巡したのか、ひところよりだいぶ鈍っているようですので、既にお読みになった方で内容に価値を見出されたのであれば知友に御推薦ください。多くの人に読んでもらいたいと思います。

 

どうぞ宜しく。

自衛官の名誉の為に

https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/f0aefc46658963360aeaaa09daa479d16cb11d37&preview=auto

 

勿論このケースについてのことを僕は知らない。

 

が、自衛官の操縦資格はうんざりするほどの操縦訓練を要するし、取得した後も走行距離や無事故無違反歴を考慮して級別に管理される。あれだけのことをして訓練が足りないとか技術が低いとかいうのであれば、自衛官は皆トラックドライバーにでもしなければ務まらんはずだ。

 

運行上も車長がおかれ、単独運行が通常認められないなど、出来る限りのことはしている。もっとも、車長が未熟な陸士でよいのか、といったケースはあるが、それとて自衛隊の低充足が招いたことであり、陸士車長はベテラン操縦者につけるなど、考えられる処置はしているのだ。

 

それでも事故が起きるのは、一般論として言えば、慣れない道を、それも山道を含む下道を走らされたりするからであり、それは悲しいかな、高速料金が払えないからである。

あるいは、民間車両を巻き込んだ事故を恐れる余り、狭い山道などで回避行動をとったがために、かえって危険な運転手となることもある。私が九州にいったとき、あれは十文字のあたりだったと思うが、対向車が嫌がらせのためか白線ギリギリに膨らんでくるのを避けるためにガードレールにぶつかったことがあった。あれとて一歩間違えれば崖下に真っ逆さまだ。

 

そうでなくとも演習帰りなどは疲労困憊、二三日まともに寝ていない状態で移動を強いられるのだから事故を起こさない方が不思議だ。それなら休めというかもしれぬが、演習場も装備も設備もカツカツの自衛隊にそんな余裕があるものか。詰め込まれた日程の中でせき立てられながらやるしかないんだ。

 

そういう事情もしらないで、自衛官のことを悪く言うものではない。安全管理おばけに取り憑かれた自衛隊が、それでも起こす事故というのは、まずもって自衛官の責任ではない。簡単に不注意というが、あのような構造的不注意は自衛隊無為無策だから引き起こされるわけではない。これでも自衛隊が悪い、自衛官が悪いと言うようなことがあるのなら、自衛官があんまり可哀想だ。それが少数であっても、怯えきった自衛隊は彼らの言はしているのだ。気にする。そして、そのような立場に捨て置いているのは、自衛隊に好意を持つという大多数の者を含む日本国民なのである。