https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/309083
知人から教えてもらいましたが、陸自を題材にしたテレビドラマが不人気だということです。
僕は自衛隊によるメディアとの安易で場当たり的なタイアップ企画には一貫して反対ですし、こんな薄ら寒いものが見ていられないのも当然、むしろ自衛隊の本義を見失わせる害しかないと言い続けています。
が、そのように言うと決まって、『レベルを大衆にあわせてまずは露出しないことには仕方がない』と返されます。それは、極めて戦後日本人的な考えでしょう。その裏側には、『そんなこといったって仕方がないじゃないか』という、例の淡白な冷笑がこびりついています。
そうすることによって彼らは、憲法を既成事実化し、日本に奇形の自衛隊を温存し、あるいは中国韓国に技術供与して自国の産業を壊滅させたのも、みんなこの微温的な骨無し精神に起因するといったら言い過ぎでしょうか。
いや、僕はそう思いますね。だからこんな下らないドラマがこけるとざまあみろと思う。
貴様ら俺に言ったよな、そんな堅苦しいことを言っても始まらない、もっと柔らかいアプローチが必要なんだと。
このざまはなんだ。アホアイドルまで引っ張り出して、いい面の皮だ。偉そうに説教たれるなら、是非その柔らかいアプローチで成功してもらいたいものだ。
目先の成果を追求するなら、成果があがることには絶対の必要がある。そうでなければ、こんなものは日本人の軍事観の更なる陳腐化にしか繋がらない。
やるならやるで、レンジャー訓練にでもぶち込んでやればいいんだ。本失敗が示すものは、防衛省自衛隊も、テレビ関係者も、潜在的視聴者たる国民も、皆揃いも揃って不真面目だということである。
そして、不真面目な民族は必ず滅びる。