小幡敏の日記

評論を書いております。ご連絡はobata.tr6★gmail.comまで。(☆を@に))

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

政治家の条件

現代日本の政治において、政治家というのは恥知らずであればあるほど良い、というものになっており、そういう意味で小泉の伜なんかはまったく総理の器と言えるのだろうが、私などはやはりこういうものには生真面目に反発を感じる。 戦後日本人の二大特質とい…

青年は荒野をめざす

YouTube 私はフォークや歌謡曲が好きなんですが、これは私の結婚式でも流した曲です。 フォーククルセダーズは、まぁなかなかいい曲もあったりしますが、これは断然いいですね。 歌詞を文字通り読めば、まぁなんてことはないのかもしれませんが、こういう「…

煙草を吸うこと

世間の喫煙者への風当たりは年々強くなっているが、そんなに悪いものか。 小谷野敦などが反煙草運動をファシズムと批判しているが、そこまで言わずとも、煙草は良いもんだと言うことぐらい、誰でもわかりそうなもんだ。まぁ、ファシズムですけどね。 私はも…

『表現者クライテリオン』12月発売号について

『表現者クライテリオン』11月号が発売になりました、読者としては、せっかくの西尾先生ご登場、もうちょっと色々なお話を聞きたかったですが、ご高齢でもありますし、贅沢はいいません。 ほかにも色々と論考がありますので、ご購読をお勧めします。 私は毎…

憲法改正の時期

安倍が憲法改正云々言うと、多くの人が「その前にやることがあるだろ」と応じるのをみなさんも耳にしたことが有ると思います。 議員定数削減や景気改善なんかが持ち出されるわけですが、まぁそれを以前公約に掲げた以上、これは致し方ない面もたしかにありま…

神国日本の幻影

これは日本に固有というものかわかりませんが、どうやら日本人は、こういう幻影にどこかで縋っているように思います。 平和を愛する諸国民の公正を信頼するような態度、いや、むしろもっと一般的に、こちらが誠を通せば相手も誠を示すのだと、そういう夢想が…

加憲反対を唱える保守派へ

憲法改正について、加憲反対を言われる方がおります。 勿論、あんなものは戦後の欺瞞というか、まぁ戦後レジームの完成しか意味せず、あの醜い憲法の追認にしかならない、という言い分はわかります。 私もそう思います。 ただ、憲法を変える為のモメンタムと…

規格外野菜同志諸君

私は現在沖縄に住んでおりますが、今日は子供を連れて摩文仁の近くの海岸に行ってきました。 ここは断崖の切れ目にある穴場の浜辺で、いつも人っ子ひとりいないか、いても十人にもならないのが常でした。 それが、最近はどうも筋の悪い輩が多い。今日など、…