小幡敏の日記

評論を書いております。ご連絡はobata.tr6★gmail.comまで。(☆を@に))

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

懲りない国民

この国の国民は本当に反省というものを知らない。この際反省なんて言葉は国語辞典から抹消したほうがよい。 例えばこんな記事。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6367013 記事というか、コメントが問題だが、まぁ潔いというか片腹痛いというか、いつの間にか…

投票義務化の愚

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366624 政界のおしりたんていが何か言っている。 彼が言うことは話半分どころか一分ぐらいに聞いておけばいいので特に問題はないものの、憂慮すべきは掲示板というかコメント欄の『国民の半数以上が投票にいかないのでは民…

健全なわが娘

このご時世、あおり運転がどうのと喧しいから運転が荒い人間も合わせて人非人扱いされるかもしれないが、私は運転が荒い。 荒いというのも色々だろうが、たとえば煽られたらとことん制限速度で走ってやるし、狭い道を塞いで走ったりむやみに突っかけてきたら…

人殺し日本人は人が死なねば動かぬか

医師二人が嘱託殺人で逮捕されたという。 『被害者』はALS患者で、自ら安楽死を望んだというが、これを受けていらぬ騒ぎも起きているようだ。 私はそういったお騒がせ事件に興味はないが、ひどく憂鬱になるのは、日本人がいつまでたっても人殺しだということ…

日本を思うなら日本人を憎め

私はことあるごとに日本人を悪し様に罵るため、幾らかの人に反問されることもある。そしてそれは言論の場をみていてもわかることで、例えば故西部進氏が『ジャップ』といえば、『元左翼の本性が出た』などと反発する者が結構あった。 それは程度の差こそあれ…

国民を操ることなど容易い

ひとつ明らかなことは、コロナウイルスがどんなものかはともかく、また自粛の可否如何は問わずとも、国民の世論ないし感情、ムードなどというものはいとも容易く操れるということである。 この所、予想を遙かに越えたとんでもない国民が多いからこういうこと…

私が会った唯一本当の斬込隊長

山本七平に『一下級将校の見た帝國陸軍』という本がある。 これは現代日本人に対しても大変に示唆するところの多いものであるが、その中に次のような話がある。非常に感動したから記しておこうと思う。その行動もさることながら、この中尉の最後の姿(声)、…

淫売自衛官

私の自衛官時代の同期にムツゴロウ先生の遠縁だかで、”浪速のダニ”なる異名を持つ男がいる。こいつはさすがムツゴロウ一族だけあって、猫を妻にしている変わり者だが、彼もこの度自衛隊でどうにもやりきれんということで転職活動を始めたというではないか。 …

えらいぞ、わが娘

私はこれでも嘘と隠し事だけはしないと意地をはって生きてきて、それ故に色々と割も食ってきたように思いますが、それでもなお、やはり自分の子供にはうそをついて要領よく生きるくらいなら躓き、傷つきながらも正直に生きてほしいとも思うわけです。 だから…

自粛派と緩和派

双方罵り合いに近い状態にあるが、『教授』のような立派な肩書をもっていても『おまえは何も分かってない!』と相手の立場を理解しようともしない姿には、唖然としてしまう。 私は自粛云々についてはあまり関心がない、いや、生き方を邪魔してくれるなくらい…

舗装された世界を拒否する

立ち寄ったコンビニに片方の腕の手首から先がない店員がいた。 彼はその棒状になっている方でレジ袋の口を開き、誠に器用に品物を詰めて客に手渡す。 客の方はといえば、これは仕方のない反応としてその手に一瞬気を取られ、目を奪われるわけであるが、そん…

『背骨のない民族』

来週末発売の表現者クライテリオン別冊号に寄稿しました。 目次をみる限り、どうもなかなか肩身が狭いですが、箸休めにでもご覧下さい。 内容については実際に読んでいただきたいところですが、簡単に大意を言えば、 コロナコロナというけれど、危機に対する…

藤井聡太

藤井聡と検索しようとすると藤井聡太と出て来る。 私は囲碁も将棋も下手も下手だからいったい棋士が何を考えて打っているのか、或いは指しているのか、皆目見当もつかない。 ただ、どうも不思議なのは、なぜ世間はこの若い棋士を応援するのかということであ…

国民はバカじゃない

という人が結構います。 私など国民というか、大衆は愚かだとよく口にする(ほとんど事実の確認としてですが)方ですから、そんなことをいおうものならこの手の方々はむっとして怒り出すわけです。 そういえば自衛官時代、日本における民主主義の欠陥を言っ…

自衛隊の人材難

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6364373 これをびぼう策と言わずになんと表現すればよいのか。 どういう過程でこの馬鹿げた対応策が受け入れられたのかはしらないが、星付きと背広がそろいもそろって、無能もいいところである。 イージスアショアがその有…

我々の帝都はダースベイダーの手に

私はよく事情をしらないんですが、最近マスクをせずに会見に出ている例のあの人、マスクを外して気づきました。 もう暗黒面に墜ちましたね。あいや、シスのほうかな。 私は常日頃、政治家は顔で選べといっておりますが、暗黒卿は嫌ですね。いや、顔で選ぼう…