小幡敏の日記

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左は天国右は地獄

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こいつを右に向かうのが嫌で嫌でたまらんかったもんですが、今ではなんとも懐かしいもので、当時の僕がきいたら怒り出すでしょう。あまりにも久留米に帰りたくないもんだから、暑い夏の日、宮の陣で降りて河原でしばらく寝転んでいたのが思い出されます。

 

本を出してから、僕が自衛隊を中傷してるだ、国防の足を引っ張る裏切り者だなんだと、わざわざご丁寧に手紙を送り付けてくる年金生活者が多いですが、ボカあ自衛隊を憎んだことなどないし、中傷したつもりもありませんね。

 

嫌いだったらこうして久留米の周りをうろうろするもんですか。

 

わざわざ言うことでもないですが、僕は自衛隊自衛官が何より好きですよ。好きでなくて、あんな割りに合わんことやってられるかよ。

 

それはそうと、やはり久留米は格別です。一年弱しかおらんかったのに、まるでふるさとのように懐かしいから不思議だ。他の五年には比肩する気がしますね。僕は東京に帰っても大した嬉しくはないですが、ここはなんともいえず、帰ってきたなと思わせるものがあります。

 

もっとも、帰るところなどないのですが、思い出の久留米ラーメンか焼き鳥でも食べながら酒でも飲ませてください。自衛隊万歳だな。こればっかりは、皮肉じゃねえぞ。