小幡敏の日記

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護憲派の大罪

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200907-00000011-jij-pol

 

イージスアショアのあのお粗末な頓挫以来敵基地攻撃能力云々と揉めておりますが、政界の慌ただしさに隠れてか、こういうことがちょろっと進められようとしている。

 

これに対して時事通信社様は、

 

安倍政権は射程上、敵基地攻撃にも使えるスタンド・オフ・ミサイルの保有について、憲法9条に基づく専守防衛との整合性について議論を尽くさずに導入を決定した。

 

とおっしゃるが、どの口がいうのか。

 

私は以前にも書いたが、君ら護憲左翼が平和憲法を守れだなんだとお題目を唱えているからこそこういうことになる。議論を避け、現実を見ず、政治ごっこの中にこの国の矛盾を保存してきたのは一体だれなのか。そんなことをしているとかえってなし崩し的な危険が暖められてしまうと言ったではないか。

 

そしてそれに加えて言うならば、私は保守派の連中にも腹が立つ。彼らは平生日米安保体制の矛盾に目をつむりながら、「我々は必要な対応を粛々ととる」などと威張っているが、こういうちょろまかしも一方で簡単にやってのける手癖が抜けない。平和安全法制もしかり、九条加憲論もしかりである。

 

してみればこれまたいつもの結論になるが、やはり右も左も、バカで間抜けなニッポン黄人ということか。