https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200909-00000031-asahi-pol
照る照る坊主が無理な言い訳をしておりますが、政府見解と整合しないことをうっかり言ってしまうということ自体が自衛隊に関する無理無体を表しているとなぜわからないのか。
自民党の防衛族や保守言論人の類が必死になって自衛隊は違憲ではなく、自衛隊の活動は法律によっても裏付けられていると強弁するが、悪いが自衛隊に関する複雑怪奇な解釈など、日本国民のうち一体だれが承知しているというのか。菅さんだってうっかり不用意なことを言うくらいだ、誰もそんなことは理解していない。
要するに我々は国民の無関心をだしに、そして国民の自衛隊への曖昧な支持をもとにして違憲というほかない自衛隊を生き長らえさせてきたのであるし、そのために憲法や法律を骨抜きにしてきたのである。
その結果国民はあたかも自衛隊は合憲であるとの態度だけを受け入れ、この国の馬鹿げた矛盾は永久に保存されることになってしまったではないか。
まったく馬鹿馬鹿しい。いい加減に目を覚ませ。憲法は自衛隊を否定しているし、自衛官はそれを気にもせず、国民は事実さえ見ようとしない。そういう卑怯で醜い国こそが戦後日本である、そう思うところから始めなければ、まっとうな自衛隊のあり方など議論さえできるはずはない、そんな当たり前のことをいうものが何故いないのか。