原稿を書いてはや一年半、書いたのは28の時でしたが、もう30になってしまいました。随分寝かせることにはなりましたが、時事的な話をほとんど含まない内容ですのでご安心ください。特に第二章をお読みいただきたいと思います。日本人の病理はいったい何であるのかについて、戦争を材にとり記述しました。
なお、装画は学生時代からの友人である新谷亮介氏に描いてもらったものです。
啓文社さんから3月24日に出版予定です。もうAmazonなどでは予約受付されているようですのでご興味あればお読みくださると幸いです。
また、これの書評について、次号のクライテリオンに私の12年来の友人が執筆してくれました。こちらも併せてどうぞ。
次号には久しぶりに特集原稿も書きましたが、文体が先祖帰りしました。
なかなかデスマスといっているのも収まり悪く。ご容赦ください。