小幡敏の日記

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安倍晋三さん、腹を召されよ

安倍晋三さんが引っ込むそうです。

 

またバカ騒ぎが始まると思うと少々うんざりしますが、それはともかく、この男ぶりの悪さというのはどうにかならんのか。

 

病気というのはあまり悪くいってはならんということになっているから世間的には有効な言い逃れというか、免罪符になるのかもしれないが、この宰相さまに至ってはこれを二度も使って一国の首長から遁走するというのである。

 

私はあえて素朴にこれを考えたい。

すなわち、安倍晋三とはなんとみっともない男か。

 

病気はやむをえまい、だが、それを前面に出すか否かは彼のはら次第である。

 

 

 

こういうことは絶対言っちゃいけないから言っておくけれども、そんなにお腹が痛いなら切腹するというのもよいのではないか。私が彼ならそうするし、またそう勧めたい。

 

ライフワークだと言っていた憲法改正拉致問題北方領土も何一つ進展していないばかりか、極東アジアの勢力図が激変する中で極めて重要な約10年間を無為に過ごしてしまったのである。それもあれだけの多数議席を有しておきながら。

 

世人は彼の韓国への毅然とした態度は評価したいとか、米国、とりわけトランプと良好な関係を築いたのは安倍晋三の功績だと述べる。だが、韓国などという極東アジアで最も重要でない国家につんけんとしていればよいというのであれば、それこそ韓国の大統領が日本を叩いてさえいればよいというのとどこが違うのか。そして中国という最も危険な相手に対して安倍晋三その人が如何に情けない態度をとってきたかについては、習近平国費招待から春節訪日歓迎まで含めて皆がみてきたことだろう。

 

そして、トランプとの蜜月というが、かつてブッシュ小泉間でもそうだったように、外交上の蜜月関係などというものは何の利益も生まないどころか百害あって一利なしである。それが非対称的な力関係であればなおさらだ。(ブッシュは蜜月関係を謳いながら日本の要請をことごとく無視し、核開発を実行した北朝鮮に対して核査察も求めないという融和政策をとり、日本にとって死活問題である拉致問題及び核開発を放置した。その一方で小泉は年次改革要望書に基づき日本のアメリカ属国化を徹底的に推進したではないか。蜜月関係などはこれらの隠蔽に使われるのに過ぎず、安倍トランプというのも基本的にこれに相違ない)

 

だからこそ私は安倍晋三さんに責任をとる機会を用意するためにも切腹を勧めているのである。彼は彼のためにこそ切腹すべきである。

 

そうすれば少なくとも私は彼を決して悪くは言わないだろう。

 

ゴロリ