小幡敏の日記

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共産党こそ改憲を唱えよ

僕は選挙にいかなければ選挙番組も見ませんし、新聞すら読みません。

 

だから今回の選挙の結果も漏れ聞く内容くらいしか知りませんが、平生思うのは立憲民主や共産党こそ改憲を言ってみたらどうかということです。

 

立憲はともかく、共産党なんかにしてみれば自衛隊違憲だし、それは違憲だからいけないのではなく、憲法精神に反するから存在してはならないはずです。いや、もっと彼らに寄り添うのであれば、それはきっとその絶対平和の精神にもとるからこそ、あってはならないのでしょう。

 

そうであれば、この現実は受け入れられないはずだ。自民党に好きにやられている。大事な大事な憲法を好き放題読み替えて、換骨奪胎、まったくの別物にされてしまっている。

 

であれば、この憲法が目指すところの実現のために、自民党などという破廉恥漢がどうにも身動きできないような憲法に変えるべきではないのか。

 

よもや、憲法精神の実現より憲法の条文そのものが大事などとは言うまい。

彼らとて、そこまでの処女崇拝者とは思えません。

 

だからこそ、所謂護憲勢力の方にこそ、改憲の必要は認められると思うのです。

 

今やったら自民党に都合よく変えられてはしまう、それはそうだ、ですが、それは単なる情勢判断に過ぎません。

 

情勢判断というのは局地においてのみ使用するものです。何十年もそれを繰り返しているのは、無能としかいえない。

 

その意味では自民党も無能でしょうが、私は生来判官贔屓の気があるものですから、本当は左翼諸君に期待しているのです。

 

それがあんな体たらくじゃ、自民党のバカどもにすら負け続けるのは必然ではないでしょうか。