小幡敏の日記

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ルールさえ守っていれば

まったく馬鹿馬鹿しいが、日本人はルールさえ守っていれば自分は救われる、ルールさえ破らなければなんとかなると思っているようだ。

 

コロナだってそうよ、本来コロナさんにとっちゃ我々のルールなど興味はない、ルールが適切にコロナを遠ざけることもあるかもしれないが、何にもならないかもしれない、それは当たり前だ。

 

だが、どうもそういう感覚がないのではないか。

 

ヤルダケノコトハヤッタのだからきっとうまくゆく。そして、やるだけのことをやらないやつらはきっと地獄におちるのだと。

 

そういうことはどこにでもある。

 

そもそもが、こちらが平和憲法掲げていれば誰も攻めてこないなどということからして妄想だ。

 

脅威というのは常に我々のルールを度外視してくるのだし、言ってしまえばルールは我々を守るためにあるものですらない。

 

にもかかわらず我々は、ルールを金科玉条にして虐げられるのに快感を覚えている、いや、救いを求めているから、ルールの適用場面を考えるよりもルールをいつでもどこでも守ることの方に関心がある。

 

車がこんのに赤信号を守る阿呆もそうだが、がらがらの電車内でリュックを前に抱える間抜けもそうだ。そうそう、今朝もすいている車内でリュックを背負っていたら阿呆にわざとぶつかられたんだ。

 

そうです、それに腹が立ったからこれを書いたんです。本日もお疲れ様でございました。