小幡敏の日記

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オリンピックなんかやめちまってかまわんのよ

招致段階から言い続けているが、私はオリンピックなんか嫌いなんだ。

 

黒や白がA地点からB地点に移動したり、厚化粧女がプールで溺れたりしているのを見て何が楽しいのかわからん。

 

いっておくが私はスポーツは好きなんだ。だが、それは選手個人の躍動に興味があるというより、そこに付加されたもっと大きな共同体の物語や、応援ということ自体に関心があるに過ぎない。

 

だからこそ、現代のアスリートなるいわば不労所得者の運動会なんぞにはなんの興味もない。あんな馬鹿騒ぎを見て感動したなどというのを聞くと、本当に頭がおかしいのではないかとおもう。そりゃカブトムシの相撲にだって人は熱狂できるのかもしれないが、オリンピックなどそれにも劣る単なるビックリ人間大会ではないか。

 

まぁ別にむきになってとめはせんが、ごちゃごちゃもめるくらいならさっさやめちまえということくらいは言いたくなる。

 

だいたい、この手のイベントをやらせたら日本人ほど下手な人種はいないんだ。日本人はエンターテイメントに向いてない。楽しいイベントをつくることも、イベントを楽しむことも出来ないのが日本人である。

 

別に私はそれを悪いこととは思わない。だが、無理はしないことだ。似合わぬことをしても、ろくなことにはならない。