小幡敏の日記

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法律は野蛮人の護符に過ぎない

似たようなことを前にも言いましたが、法律を文明の条件のように語る奴が多過ぎやしないか。

 

当たり前のことを言いますが、賢人が構成する社会に法律などいりませんよ。

我々が愚かで野蛮で放っておいても救いようのない生き物だからこそ、法律が要請されるわけです。

 

法律や憲法で我々は権力の暴走や野蛮人から身を守っているなどといくら最もらしいことを言い立てても無駄です。

 

みてご覧なさい、いい例は、橋下徹が弁護士をやっていることですよ。なんとかに刃物といいますが、橋下徹に法律みたいなことを、我々は平気でやっている。

 

それで案の定、我々は秩序を彼らの側にうりわたしてしまったではないか。

橋下徹がそんな大立物とは思わないが、橋下徹的なる妖怪に、世間は完全降伏した感がある。

 

僕ら、いったいどこに信義を求めるんですか、どこに儚なさや美しさを守ってやるんですか、そんなことは法律は決してやってくれんぞ。

日本人が後生大事にしている法律こそ、我々が愛すべきものの不倶戴天の敵と知らねばならない。

 

俺たちは何を守りたいんだ、おまえは何の為に生きるんだ、それを思えば、法律なんざ、安倍晋三の胃腸の具合より頼りない代物ですぜ。