小幡敏の日記

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無責任なことをいわぬ方がよい

現代日本人の間抜けさは言語に尽くせぬほどですが、忍び寄る戦争の気配よりもワリエワを話題にしていたお間抜けさんたちですら、いざ開戦すればなんだか騒ぎ立てているから不思議です。

 

しかしながら、遠い国で戦争が始まったからといって間抜けが治るわけではない。

当然ながら、間抜けなことばかり言っております。

 

中には『ウクライナの友人たちのために平和を祈ります』なんて厚顔もいる。友人が危機に瀕しているなら助けに行きなさいな。なにもできないのが悔しいなんてかまととぶっていないで義勇兵になればいいじゃないか。困ったときに助けにいくものこそ友人でしょう。そんな気もなく、あったこともない白人相手に友人だなんて気安く言うもんじゃない。

 

だいたい、それなら言うが、アメリカに攻められていたイラクや、あるいは崩壊させられたリビアの人民に対し、友人と思ったことがあるのか、助けたいといったのか。

 

どうせその程度の話なんだ。いつも苦しむのは国民だとかなんとか言って、そんなことは糞は尻からすると言っているのと変わらん戯言だよ。

 

日頃真剣に軍事に向き合っていないから、吐く言葉の全てが浮ついて軽薄になる。

今思うべきは、ロシアが悪いとかウクライナに平和をとか、そんな気取った話ではなく、ただ、日本を如何に自立させるか、という一点である。

 

核をもつとか持たないとか、持ったらどうかとか意味がないとか、そんなわかりもしない空中戦に陥るのではなく、もっとずっと手前にあるまともな自衛の話をしてみなさいな。

 

自国の防衛に本気で取り組まなどうにもならん。そして、そのためにはまず憲法なんてさっさと変えて、国軍をつくる。話はそれからだ。

 

それで国を守れるとか守れないとか、そんなことを話す土俵にまだいないのだということを理解しなきゃならん。身の程を知れということです。