小幡敏の日記

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国民を操ることなど容易い

ひとつ明らかなことは、コロナウイルスがどんなものかはともかく、また自粛の可否如何は問わずとも、国民の世論ないし感情、ムードなどというものはいとも容易く操れるということである。

 

この所、予想を遙かに越えたとんでもない国民が多いからこういうことをいってもかみ合わないのかもしれないが、大多数の国民はデータなど正しく見ていないし、見る気もない。それでもなおこれだけの自粛ムードをつくりあげ、それに違和を表明することさえ圧殺するのだから、全体主義と言っても差し支えあるまい。

 

コロナはヘボウイルスにすぎないから、これに対するヒステリーもこの程度ですんでいると考えるべきであって、対象が強力になればヒステリーもより過激なものとなろう。

 

そういえば、何カ所かで聞いた話であるが、正月早々空襲を受けたものたちは、『これが本当のお年玉』などといって笑い合ったという。なんと立派な態度よ。

 

コロナコロナと狼狽える我々は如何に見苦しい生き物であるか。もういい加減腹がたってきた。