小幡敏の日記

評論を書いております。ご連絡はobata.tr6★gmail.comまで。(☆を@に))

2020-01-01から1年間の記事一覧

医者はだまっちょれ

東京都医師会会長かなにかのおっさんが、政府に楯突いて何やら喚いております。 コロナに夏休みはない、ああそうですか。バカなマスメディアと同じようなことまで言い出しました。さっさと転職されたらよろしい。 私が言いたいのは現在時点において医療現場…

反省シーズン到来

8月に入りました。 今年もやって参りました、反省シーズン。 これから広島長崎原爆投下日から終戦記念日にかけて、日本では平和でよかったねの国民大反省会ごっこが始まります。 ただちゃかしても仕方がありませんが、一つだけ事実を指摘しておきましょう。…

懲りない国民

この国の国民は本当に反省というものを知らない。この際反省なんて言葉は国語辞典から抹消したほうがよい。 例えばこんな記事。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6367013 記事というか、コメントが問題だが、まぁ潔いというか片腹痛いというか、いつの間にか…

投票義務化の愚

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6366624 政界のおしりたんていが何か言っている。 彼が言うことは話半分どころか一分ぐらいに聞いておけばいいので特に問題はないものの、憂慮すべきは掲示板というかコメント欄の『国民の半数以上が投票にいかないのでは民…

健全なわが娘

このご時世、あおり運転がどうのと喧しいから運転が荒い人間も合わせて人非人扱いされるかもしれないが、私は運転が荒い。 荒いというのも色々だろうが、たとえば煽られたらとことん制限速度で走ってやるし、狭い道を塞いで走ったりむやみに突っかけてきたら…

人殺し日本人は人が死なねば動かぬか

医師二人が嘱託殺人で逮捕されたという。 『被害者』はALS患者で、自ら安楽死を望んだというが、これを受けていらぬ騒ぎも起きているようだ。 私はそういったお騒がせ事件に興味はないが、ひどく憂鬱になるのは、日本人がいつまでたっても人殺しだということ…

日本を思うなら日本人を憎め

私はことあるごとに日本人を悪し様に罵るため、幾らかの人に反問されることもある。そしてそれは言論の場をみていてもわかることで、例えば故西部進氏が『ジャップ』といえば、『元左翼の本性が出た』などと反発する者が結構あった。 それは程度の差こそあれ…

国民を操ることなど容易い

ひとつ明らかなことは、コロナウイルスがどんなものかはともかく、また自粛の可否如何は問わずとも、国民の世論ないし感情、ムードなどというものはいとも容易く操れるということである。 この所、予想を遙かに越えたとんでもない国民が多いからこういうこと…

私が会った唯一本当の斬込隊長

山本七平に『一下級将校の見た帝國陸軍』という本がある。 これは現代日本人に対しても大変に示唆するところの多いものであるが、その中に次のような話がある。非常に感動したから記しておこうと思う。その行動もさることながら、この中尉の最後の姿(声)、…

淫売自衛官

私の自衛官時代の同期にムツゴロウ先生の遠縁だかで、”浪速のダニ”なる異名を持つ男がいる。こいつはさすがムツゴロウ一族だけあって、猫を妻にしている変わり者だが、彼もこの度自衛隊でどうにもやりきれんということで転職活動を始めたというではないか。 …

えらいぞ、わが娘

私はこれでも嘘と隠し事だけはしないと意地をはって生きてきて、それ故に色々と割も食ってきたように思いますが、それでもなお、やはり自分の子供にはうそをついて要領よく生きるくらいなら躓き、傷つきながらも正直に生きてほしいとも思うわけです。 だから…

自粛派と緩和派

双方罵り合いに近い状態にあるが、『教授』のような立派な肩書をもっていても『おまえは何も分かってない!』と相手の立場を理解しようともしない姿には、唖然としてしまう。 私は自粛云々についてはあまり関心がない、いや、生き方を邪魔してくれるなくらい…

舗装された世界を拒否する

立ち寄ったコンビニに片方の腕の手首から先がない店員がいた。 彼はその棒状になっている方でレジ袋の口を開き、誠に器用に品物を詰めて客に手渡す。 客の方はといえば、これは仕方のない反応としてその手に一瞬気を取られ、目を奪われるわけであるが、そん…

『背骨のない民族』

来週末発売の表現者クライテリオン別冊号に寄稿しました。 目次をみる限り、どうもなかなか肩身が狭いですが、箸休めにでもご覧下さい。 内容については実際に読んでいただきたいところですが、簡単に大意を言えば、 コロナコロナというけれど、危機に対する…

藤井聡太

藤井聡と検索しようとすると藤井聡太と出て来る。 私は囲碁も将棋も下手も下手だからいったい棋士が何を考えて打っているのか、或いは指しているのか、皆目見当もつかない。 ただ、どうも不思議なのは、なぜ世間はこの若い棋士を応援するのかということであ…

国民はバカじゃない

という人が結構います。 私など国民というか、大衆は愚かだとよく口にする(ほとんど事実の確認としてですが)方ですから、そんなことをいおうものならこの手の方々はむっとして怒り出すわけです。 そういえば自衛官時代、日本における民主主義の欠陥を言っ…

自衛隊の人材難

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6364373 これをびぼう策と言わずになんと表現すればよいのか。 どういう過程でこの馬鹿げた対応策が受け入れられたのかはしらないが、星付きと背広がそろいもそろって、無能もいいところである。 イージスアショアがその有…

我々の帝都はダースベイダーの手に

私はよく事情をしらないんですが、最近マスクをせずに会見に出ている例のあの人、マスクを外して気づきました。 もう暗黒面に墜ちましたね。あいや、シスのほうかな。 私は常日頃、政治家は顔で選べといっておりますが、暗黒卿は嫌ですね。いや、顔で選ぼう…

櫛の歯が抜けるように

自衛隊が崩壊に瀕していることをいったいどれだけの国民が理解しているでしょうか。 私の親しい同期の内にも退職を検討しているものが沢山おります。 先日は大豊作で、一人が辞めるというものですからそのことを他の同期に伝えると、そいつも転職活動中とい…

自衛隊の精神教育

陸上自衛隊には精神教育という科目があります。各部隊や教育課程には何の科目を何時間やらなければならないか定められた割当表のようなものがあるのですが、精神教育はこれに必ず盛り込まれているものです。 一般の方が「自衛隊で行われる精神教育」と聞けば…

原稿掲載について

『表現者クライテリオン』誌今月号をお読みになった方はお分かりのように、来月に別冊増刊号が出版されるとのことです。 こちらはコロナ特化の別冊になるのですが、私のようなコロナとは縁もない人間も原稿を書かせていただいたので、掲載される予定です。 …

お出掛け

移動自粛が解除されたので今日は郊外のアウトレットモールに子どもを連れて出掛けました。 フードコートには全ての席についたてがおかれていて、グッチなんかは入店者全員に検温と消毒を実施していました。 で、客の方はというと、カップルがついたて越しに…

厚化粧大年増と学歴詐称

卒業証書を出したということです。 言うまでもなく僕はあの節操のない婆さんが嫌いですが、これに関してはやっこさんの完勝といってよいでしょう。 問題の核心は、それが詐称であったかにあるわけですが、大多数の国民にとって、それは「学歴なんかどうでも…

コロナコロナって、もういい加減やめようよ

皆さん、どうですか、コロナ。 僕の周囲の人間にはいわゆるコロナ博士とかコロナ大好き人間は幸いにしていないのですが、これはあながち特殊な環境でもないと信じております。実際ほとんどの人はもう飽きていて、意地悪なことをいえば、転向した人間も沢山い…

Egypt Station

厚化粧大年増の話ではありません。 先頃、といっても結構前ですが、ポールマッカートニーの新作コンセプトアルバムが全米チャート一位になりました。 私は幼少から洋の東西を問わず、60・70年代の楽曲を好んで聴くのですが、これはなかなかいいアルバムでし…

連載について

現在「表現者クライテリオン」様誌上で連載させていただいておりますが、公式ページで確認できるとおり、今月発売号では諸事情ございまして連載をお休みしております。 まだ公になっていないので詳細は言えないのですが、次号からは改題して連載が再開する予…

反安倍、親安倍

コロナ騒ぎを経て、なんとなくではありますが、安倍晋三という存在がかえって大きくなってはいませんか。 親安倍派というのはもはやかなり少なくなっていますが、政治に対する態度が凡そこの安倍晋三に対する態度で示される傾向が強い。 これはまあ、総理で…

小さな記憶

今日この頃では生活の中の常識が目まぐるしくかわってしまったせいで、今日許されているものは明日は許されず、その逆もよくあることです。 世人はこれを当たり前として、古いやり方は全て悪と考えて平然としておりますが、私などはこういうあまりにも早い変…

誹謗中傷

色々と経緯はあったものの、筆名を使用している私が言えたことでもありませんが、私は誹謗中傷など別にかまいやしません。 これが何に対する当てつけかはこちらからは申しませんが、誹謗中傷が怖ければそんな矢面にのこのこ出て来なければいい。 いや、確か…

ウイルスに対抗しうる日本の国民性にアッパレ

だそうです。 手を洗ったり、風呂に入ったり、マスクをしたり、家でじっとしていたり、そんなことが誇らしいのであれば、もうこれは完全に病気です。 だからいったいどうしたというのか、そんなものは全て目先の安全や自身の健康を思ってやったことでしょう…